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J-GLOBAL ID：200902253546563585   整理番号：08A0955326

「あいまいと感性」世代による香水の香りの受け止め方の相違-感性情報の数値的一般化に関する研究(2)-

著者 (6件)： 柏崎尚也 (東京電機大 理工) ,  天野美生 (東京電機大 大学院理工学研究科) ,  坂巻剛 (カネボウ化粧品 基盤技研) ,  野村美佳 (カネボウ化粧品 基盤技研) ,  窪田正男 (カネボウ化粧品 製品開研) ,  許山朋子 (カネボウ化粧品 製品開研)
資料名： 感性工学  (日本感性工学会誌)
巻： 7  号： 4  ページ： 615-620  発行年： 2008年06月30日 
JST資料番号： L4310B  ISSN： 1882-8930  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 香りの評価に用いられるSD法による調査と,感性パラメータ法による調査を比較検討することで,消費者がもつ香りのイメージを捉えることを試みた。社会で香水に接することが多い30~40才代の女性と,香水の利用については経験の低い19~23才代の女性の間の年齢による格差を比較した。感性パラメータ法とSD法を併用した香水のイメージに関する調査の結果,大学生ではトップに感じる自分の好みの香りを基準に香水を評価する傾向があることを示し,社会人の場合には経験から香調の分類にある程度従って評価することがわかった。クラスター分析で極めて距離の近く,類似性が強いと評価される香水同士は,感性パラメータ法でもSD法でもともに近く評価されることがわかった。

シソーラス用語： *香水 ,  *匂い ,  *心理測定 ,  主観評価 ,  *感性 ,  消費者行動 ,  女性 ,  年齢差 ,  好み ,  評価基準 ,  経験 ,  類似性 ,  クラスタ分析 ,  因子分析
準シソーラス用語： *SD法

分類 (1件)： 人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (10件)：

• 柏崎尚也, 感性の変化を捉える感性パラメータの提案, 感性工学研究論文集, 4, 1, pp. 31-34,(2004)
• 柏崎, 岡本: 感性パラメータ法による楽曲のジャンル分け感性情報の数値的一般化に関する研究 (1), 日本感性工学会研究論文集.7, 2, pp. 243-249(2007)
• 松浦: 精油の成分と脳内神経伝達物質受容体の相互作用, アロマテラピー学雑誌, 6, 1, pp. 1-8(2006)
• 堀川: アロマテラピーの可能性について, 皮膚の科学, 4, 6, pp. 601-603(2005)
• 小野: アロマセラピーにみる人の心と感性, あいまいと研究部会論文集, 6(2001)

タイトルに関連する用語 (10件)： あいまい ,  感性 ,  世代 ,  香水 ,  香り ,  相違 ,  感性情報 ,  数値 ,  一般化 ,  研究