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J-GLOBAL ID:200902253613068306   整理番号:09A0882748

自己組織化単分子層構築による光異性化可能なアゾベンゼン配位子との銅結合親和性の制御

Regulating Copper-Binding Affinity with Photoisomerizable Azobenzene Ligand by Construction of a Self-Assembled Monolayer
著者 (3件):
資料名:
巻: 48  号: 33  ページ: 6065-6068  発行年: 2009年 
JST資料番号: H0127B  ISSN: 1433-7851  CODEN: ACIEAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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2個のイミノ二酢酸(IDA)基を含むアゾベンゼン誘導体(azo-IDA)の片方のIDA基にスペーサを介してジスルフィド基を結合した非対称アゾベンゼン配位子(L)を合成し,その自己組織化単分子層(SAM)をAu基板上に作製した。希釈剤としてヘキサンチオール(C6)を用いた。配位子Lは暗状態ではtrans-体(酸性ではtrans-H4L,アルカリ性ではtrans-L)として存在する。trans-LからなるSAMに紫外線を照射するとその一部はcis-Lに転換した(trans:cis=38:62)。これに可視光(λ>420nm)を照射するとcis-trans転換が起こり,trans:cis比は90:10まで戻った。一方,この系にCuIIイオンが共存すると,紫外線照射後のtrans:cis比は54:46,これに可視光を照射するとtrans:cis比は90:10まで戻った。サイクリックボルタンメトリー測定から,Au表面に固定されたtrans-LからはCuIIが解離し,したがって,trans-LのCuII結合親和性はcis-Lより弱いことを示した。[CuII(cis-L)]/C6-AuSAMに可視光を照射するとcis-Lはtrans-Lに転換し,結合したCuIIが解離した。これらの結果は,Cu結合状態が光によって制御できることを示す。
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分類 (4件):
分類
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電極過程  ,  光化学反応  ,  第11族,第12族元素の錯体  ,  界面化学一般 
物質索引 (1件):
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