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J-GLOBAL ID:200902253776446863   整理番号:09A0777367

液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析におけるアミノ酸のための多機能性高感度プレカラム試薬

Multifunctional and Highly Sensitive Precolumn Reagents for Amino Acids in Liquid Chromatography/Tandem Mass Spectrometry
著者 (5件):
資料名:
巻: 81  号: 13  ページ: 5172-5179  発行年: 2009年07月01日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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高速液体クロマトグラフィー/エレクトロスプレイイオン化タンデム質量分析(LC/ESI-MS/MS)により良好な感度でアミノ酸を分析するため,新規なプレカラム誘導体化試薬としてp-N,N,N-トリメチルアンモニオアニリルN′-ヒドロキシスクシンイミジルカーバメートヨウ化物(TAHS)を開発した。TAHSは容易にアミノ基と反応し,温和な条件でウレイド結合を形成した。この誘導体は,質量分析計の衝突セル内において,試薬とアミノ酸の間の結合部位で選択的に開裂し,試薬部分から誘導される特徴的なフラグメントを発生した。前駆体イオン操作モードでタンデム質量分析計を用い,本試薬により誘導体化したラット血漿中の16種類のアミノ酸をクロマトグラム上で同時に測定した。6回の繰り返し分析で相対標準偏差が3~6%,回収率は94~112%であった。検出限界はサブフェムトモル~アトモルであった。開裂が選択的であることによって,選択反応モニタリングモードによりアミノ酸の同位体比を直接に求めることができた。トリ重水素化メチル置換TAHS(TAHS-d3)とTAHSを併用することにより,1回のLC/MS/MS測定において異なる2試料の間でアミノ酸濃度を比較することができた。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分析試薬  ,  有機化合物の各種分析  ,  アミノ酸 

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