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J-GLOBAL ID:200902253791608381   整理番号:08A0817062

酸化還元体-DNA鎖の分子運動による電子輸送 C6連結部で表面に末端係留した20量体二重螺旋DNA鎖での予想外に遅い回転動力学特性

Electron Transport by Molecular Motion of redox-DNA Strands: Unexpectedly Slow Rotational Dynamics of 20-mer ds-DNA Chains End-Grafted onto Surfaces via C6 Linkers
著者 (2件):
資料名:
巻: 130  号: 30  ページ: 9812-9823  発行年: 2008年07月30日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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DNAの分子層内での電荷輸送と分子配座の動力学特性について,末端を電極表面に係留し,他端に酸化還元体(フェロセン)を導入した二重螺旋DNA分子層に注目し,サイクリックボルタンメトリーなどにより検討した。3′-位にフェロセンを導入した20量体オリゴヌクレオチド(3′-Fc-(dT)20-5′など3種類,相補的な(dA)20誘導体とのハイブリッド;5′-ヘキシル(C6)チオール基で金電極に係留)は,C6連結部を軸として自由回転し(見かけの回転拡散係数は溶液中の孤立分子に比べて3~4桁小さい),二重螺旋DNA鎖を経由する電子伝導は生じない(ただし,自由回転による酸化還元体と電極との間の電子輸送は分子内電子輸送と同程度に速い)。二重螺旋DNAと単鎖DNAとの分子運動及び電子輸送特性の比較,電子輸送特性の数学モデル化と解析を行い,電子輸送特性と連結部の長さ(C6,C2)との関係についても考察した。
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分類 (3件):
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ヌクレオシド,ヌクレオチド  ,  核酸一般  ,  分子構造と性質の実験的研究 

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