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J-GLOBAL ID：200902254046556910   整理番号：09A1193754

Dalechampia属つる植物における生体防御と受粉の大進化パターン:適応,外適応,及び進化的新奇性

Macroevolutionary patterns of defense and pollination in Dalechampia vines: Adaptation, exaptation, and evolutionary novelty

著者 (5件)： ARMBRUSTER W. Scott (Univ. Portsmouth, Portsmouth, GBR) ,  ARMBRUSTER W. Scott (Univ. Alaska, AK) ,  ARMBRUSTER W. Scott (Norwegian Univ. Sci. and Technol., Trondheim, NOR) ,  LEE Joongku (Univ. California, CA) ,  BALDWIN Bruce G. (Univ. California, CA)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 106  号： 43  ページ： 18085-18090  発行年： 2009年10月27日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 世界各地のDalechampia属81の新-,旧-熱帯分類群に関する分子-系統発生,表現型,及び化学的データを用いて,生体防御と花粉媒介虫誘引システムに関する進化の相互作用を検討した。防御系は花,種子,葉で複数の防御系が相関進化していることを認めた。Dalechampia属は2つの大きなクレード,雄花の准花序中の数で4-アーム群と5-アーム群に分類できた。雄花防御での樹脂と分泌小胞の進化変化は古代配置への回帰が見られた。生体防御は1系列の強化ではなく数の増加として進化し,特に5-アーム群は初期に爆発的に数が増加し,4-アーム群は進化を通じ増加したが数は限られている。また,ユニークな防御として総苞性苞葉が夜間と果実発育中は閉じられていた。以上からユニークな防御と誘引系の進化に外適応が大きな役割を持ち,樹脂収集ハチとの相互作用で受粉の適応がなされたと考察した。

シソーラス用語： トウダイグサ科 ,  *生体防御 ,  *受粉 ,  系統発生 ,  花序 ,  分泌顆粒 ,  生物相互作用 ,  系統樹 ,  *生物進化 ,  誘引作用 ,  表現型

分類 (3件)： 植物生理学一般  (EH02010Y) ,  生殖  (EH02040F) ,  進化論一般  (EC03010Q)

タイトルに関連する用語 (7件)： つる植物 ,  生体防御 ,  受粉 ,  大進化 ,  適応 ,  外適応 ,  進化