抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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無線端末内蔵アレーアンテナは,限られた収納スペースの関係で素子間隔が狭くなり,相互結合が大きくなる。その結果,アンテナ-給電端子間で不整合を引き起こし,放射効率が低下し,相関係数も大きくなることが問題となっている。近年,2素子ダイポールアンテナと整合給電回路による特性評価は行われているが,端末を意識した小型アンテナによる評価は行われていない。そこで本稿では,2.4GHzで設計を行った2素子の逆Lアンテナとグランド板から構成されるダイバーシチアンテナにおいて,同周波数で整合する給電回路を,Yマトリックスを用いて設計し,設計周波数2.4GHzにおいて放射効率及び相関係数を同時に最適化できることを示している。また,実際の通信を想定し,周波数特性を求め周波数帯域幅の検討を行っている。(著者抄録)