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J-GLOBAL ID：200902254148746374   整理番号：08A0885298

分配系数統計データの不確さ低減に関する検討(I)データのばらつき要因と取捨選択

Moderation of Uncertainty in a Database of Sorption Coefficients (I) Factors Drawing the Scatter in Database and Data Selection

著者 (6件)： 大江俊昭 (東海大 工) ,  長崎晋也 (東大 大学院工学系研究科) ,  木村英雄 (日本原子力研究開発機構 安全研究セ) ,  武田聖司 (日本原子力研究開発機構 安全研究セ) ,  関岡靖司 (日本原子力研究開発機構 安全研究セ) ,  加藤博康 (三菱マテリアル エネルギー事業セ)
資料名： 日本原子力学会和文論文誌  (Transactions of the Atomic Energy Society of Japan)
巻： 7  号： 3  ページ： 194-209  発行年： 2008年09月01日 
JST資料番号： L4596A  ISSN： 1347-2879  CODEN： JNSTAX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報では収着分配係数を理論的に表現できるモデルがあることを前提に分析した。モデルとしては,表面錯体モデルとイオン交換モデルを取り上げた。現在のデータベースでは同一の試料と同一の試験条件でのデータのみを用いる事は困難なので,データベースから分析に適したデータだけを抽出した。ベントナイトや岩石の分配係数について,データの分散がイオン交換モデルや表面錯体モデルで説明できるか否かを調べた。その結果,十分なpH領域をカバーしている試料と元素との組み合わせは僅かである事が分かった。イオン交換反応が卓越すると考えられるCsの分配係数のばらつきの原因を調べた結果,試験条件の相違が原因である事が分かった。

シソーラス用語： *岩石物性 ,  収着 ,  *分配係数 ,  統計データ ,  不確実性 ,  分散【variance】 ,  データベース ,  *イオン交換体 ,  表面構造 ,  *錯体 ,  ベントナイト ,  pH【水素イオン指数】 ,  選択基準 ,  構造

分類 (1件)： 岩石学一般  (DE07010X)

引用文献 (43件)：

• European Commission. Review on Development of Methodologies for Modeling with Uncertainty and Variability, Munvar Project. 1995
• MISHA, S. Assigning Probability Distributions to Input Parameters of Performance Assessment Models. 2002
• WAKASUGI, K. A trial of probabilistic simulation for reference case in the second progress report on research and development for the geological disposal of HLW in Japan. Proc. 5th Int. Conf. on Probabilistic Safety Assessment and Management (PSAM5), Osaka, Nov. 27-Dec. 1, 2000. 2000, 4, 1469-1475
• JAMES, R. O. Adsorption of hydrolyzable metal ions at the oxide-water interface III. J. Colloid Interface Sci. 1972, 40, 1, 65-81
• GARRELS, R. M. Solutions, Minerals and Equilibria. 1965, 268

タイトルに関連する用語 (4件)： 統計データ ,  ばらつき ,  要因 ,  取捨選択