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J-GLOBAL ID:200902254200030498   整理番号:08A0615603

コレステロールと活性酸素種そして生物活性介在物質の形成

Cholesterol, Reactive Oxygen Species, and the Formation of Biologically Active Mediators
著者 (2件):
資料名:
巻: 283  号: 23  ページ: 15521-15525  発行年: 2008年06月06日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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オキシステロールはコレステロールの非酵素的酸化で生じ,各種病態に関連する。本総説の前半ではオキシステロール生成のフリーラジカル経路と非ラジカル経路,後半では病態生理(糖尿病,動脈硬化,細胞毒性,コレステロール生合成調節)を概説した。フリーラジカル経路では,7α-や7β-ヒドロペルオキシ,7α-や7β-ヒドロキシ,7-オキソ,5,6-エポキシ物が生成される。非ラジカル反応では,光で活性化された一重項O2の関与で5α-ヒドロペルオキシ,再配置して7α-や7β-ヒドロペルオキシ物になる。またO3の5,6二重結合付加で1,2,3トリオキソラン形成後の分解で各種生成物を,あるいは食作用で好中球からのHOClや好酸球からのHOBrが5,6二重結合に付加する。これらのオキシステロールはEPI-MSとLC-MS/MSで検出でき,分析の結果,糖尿病の各種臓器や血漿で増加していた。動脈硬化に関与して,7α-や7β-ヒドロキシ,7-オキソ,5,6-エポキシ物は脂肪条痕や酸化LDLに多く存在しLDLを酸化して細胞毒性を示し血小板を凝集させ,O3の付加体アテロナールAとBがマクロファージや血管内皮細胞を遊走させる。これらの物質はコレステロール生合成系の酵素HMG-CoAレダクターゼを阻害し,ステロール調節要素結合蛋白質(SREBP)による転写活性化を調節する。
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分類 (2件):
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生物学的機能  ,  循環系の基礎医学 
物質索引 (6件):
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