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J-GLOBAL ID：200902254275004794   整理番号：08A0697051

水溶性グラフェンの合成

Synthesis of Water Soluble Graphene

著者 (2件)： SI Yongchao (Univ. North Carolina at Chapel Hill, North Carolina) ,  SAMULSKI Edward T. (Univ. North Carolina at Chapel Hill, North Carolina)
資料名： Nano Letters  (Nano Letters)
巻： 8  号： 6  ページ： 1679-1682  発行年： 2008年06月 
JST資料番号： W1332A  ISSN： 1530-6984  CODEN： NALEFD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水溶性グラフェンの簡易的合成法を提示した。グラファイト・フレークを酸によって酸化したグラファイト酸化物を出発物質とし,1)水素化ホウ素ナトリウムによって80°Cで予備還元した後に2)スルファニル酸のアリール・ジアゾニウム塩によって氷浴中でスルホン化し,さらに3)ヒドラジンによって100°Cで後還元して水溶性グラフェンを合成した。この方法は大規模合成にも応用できる。¹³C NMR,ATR-FTIR,AFM,TEMを使って特性評価した。この合成法を使うと大部分の酸素含有機能性原子団が除去され,グラフェンが単層炭素シートとして存在した。この蒸着膜の導電率(1250S/m)を同様に合成したグラファイト(6120S/m)と比較し,拡張共役sp²網目が保持されていると示唆した。

シソーラス用語： *グラファイト ,  フレーク ,  酸処理 ,  *酸化 ,  ヒドリドホウ酸ナトリウム ,  *還元 ,  ジアゾ化 ,  *スルホン化 ,  ヒドラジン ,  *水溶性 ,  大量生産 ,  電子顕微鏡観察 ,  炭素13NMR ,  ATR分光法 ,  Fourier変換 ,  赤外スペクトル ,  原子間力顕微鏡 ,  *電気伝導率 ,  共役 ,  ネットワーク構造 ,  スルホン酸 ,  芳香族アミン ,  第一アミン ,  *グラフェン

分類 (3件)： コロイド化学一般  (CB11010C) ,  原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  半導体結晶の電気伝導  (BM03043X)

物質索引 (1件)： スルファニル酸

タイトルに関連する用語 (2件)： 水溶性 ,  グラフェン