抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高さ173m,42層という世界一高いエレベータ試験塔の構造設計について報告した。建物の平面形17m×17mで,地上40mまでRC造,それ以上はS造とすることにより風荷重と地震荷重を等しくし,隅切りを設けて方向別の振動特性を均等化した。また,建物下部には地表で20m×20mとなる45°方向に振ったテーパー形骨組を付加することにより,建物周期を調整し,風荷重の低減にはオイルダンパの付加を行なった。耐震設計ではレベル1の地震動に対して層間変形角1/200以下,極大地震については1/100以下,かつ弾性限耐力以下であることを確認した。また,建物上部にアクティブ制震装置を設置し,強風時にもエレベータの試験に支障を生じさせないものとした。