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J-GLOBAL ID：200902254475045258   整理番号：09A0762831

にきびに含有する過酸化脂質の蓄積はにきびにおけるコメド発生および炎症変化の進行に関わる

Accumulation of lipid peroxide in the content of comedones may be involved in the progression of comedogenesis and inflammatory changes in comedones

著者 (4件)： TOCHIO Takumi (Nippon Menard Cosmetic Co., Ltd., Nagoya, JPN) ,  TANAKA Hiroshi (Nippon Menard Cosmetic Co., Ltd., Nagoya, JPN) ,  NAKATA Satoru (Nippon Menard Cosmetic Co., Ltd., Nagoya, JPN) ,  IKENO Hiroshi (Ikeno Clinic of Dermatology and Dermatologic Surgery, Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Cosmetic Dermatology  (Journal of Cosmetic Dermatology)
巻： 8  号： 2  ページ： 152-158  発行年： 2009年06月 
JST資料番号： W1442A  ISSN： 1473-2130  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 以前,尋常性座蒼の進行には皮脂の酸化による過酸化脂質(LPO)が関係していると報告した。面ぽう中の脂質蓄積はにきび発生およびにきび中の炎症変化を誘発すると仮定した。にきび発生およびにきび中の炎症変化における蓄積LPOの役目を調査した。患者の尋常性座蒼の角質層とにきびをサンプルとして,LPO,インターロイキン-1α,NF-κBの量を比較した。にきびの種類を5種類に分類した。ミクロコメド(MC),非炎症性開口コメド(NIOC),非炎症性閉口コメド(NICC),炎症性開口コメド(IOC),炎症性閉口コメド(ICC)である。それぞれのLPOの量を測定した。にきび中には角質層と比較してLPO,IL-1α,NF-κBが高く含有していた。IOCとICC中のLPOは他のにきびより多かった。LPOの蓄積はにきび発生に重要な役割を持っていると考えた。さらに,LPOの過剰な累積は炎症変化を引き起こす事を示唆した。

シソーラス用語： *過酸化脂質 ,  丘疹 ,  脂肪組織 ,  生体内蓄積 ,  *アクネ ,  炎症 ,  角質層 ,  インターロイキン1 ,  NFκB ,  ヒト
準シソーラス用語： 面皰 ,  *尋常性ざ瘡 ,  *にきび ,  インターロイキン1α

分類 (1件)： 皮膚の疾患  (GF03000Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： にきび ,  過酸化脂質 ,  蓄積 ,  コメ ,  炎症