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J-GLOBAL ID:200902254481863094   整理番号:08A0448103

西太平洋の暖水プールの170年間にわたるSr/CaとBa/Caサンゴの記録 1 異常なサンゴ記録から何を学べるか?

A 170-year Sr/Ca and Ba/Ca coral record from the western Pacific warm pool: 1. What can we learn from an unusual coral record?
著者 (2件):
資料名:
巻: 113  号: C4  ページ: C04008  発行年: 2008年04月01日 
JST資料番号: C0294A  ISSN: 0148-0227  CODEN: JJGRDA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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レーザー照射型誘導結合プラズマ質量分析(LA-ICPMS)によって,パプアニューギニア,ニューアイルランド(2.5°S,150.5°E)で採取された長寿のハマサンゴのSr/CaとBa/Caを分析した。コア上部の50年が分析され,機器計測による海表面温度(SST)と比べられた。暖水プールの中のSSTの小さい範囲で,Sr/Caは異常に大きい応答を示した。温度較正スロープの最適推定は-0.23±0.03mmol/mol per°Cであった。この強いスロープは,一部は高分解能のサンプリングによるが,石灰化速度の季節変動にも関係しているように見える,Sr/Ca比への生物の関与にもより,この代理指標温度計の予測能力能を制限する。高いSr/Ca比と高密度バンドが対応していることから,石灰化がエルニーニョの間に利用可能な栄養塩の有効な少量成分により強化された可能性を示唆する。平均より冷たいSSTと共に一時的なBa富化がエルニーニョの間に観測され,ニューアイルランド沿岸潜流が浅くなった結果と考えられる。特に強い西風によって引き起こされた湧昇流の間の高いレベルの富化は,海水中の溶存物と海洋生物のバリウムの両方から由来することを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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海洋物理学一般 

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