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J-GLOBAL ID：200902254500948454   整理番号：09A1281240

指向性進化による蛋白質適合性景観探索

Exploring protein fitness landscapes by directed evolution

著者 (2件)： ROMERO Philip A. (California Inst. Technol., California, USA) ,  ARNOLD Frances H. (California Inst. Technol., California, USA)
資料名： Nature Reviews. Molecular Cell Biology  (Nature Reviews. Molecular Cell Biology)
巻： 10  号： 12  ページ： 866-876  発行年： 2009年12月 
JST資料番号： W1327A  ISSN： 1471-0072  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 指向性進化は蛋白質機能の改変と最適化のための共通の手段となってきた。今回,蛋白質シーケンス空間における適合性景観に進化の概念を導入し,蛋白質適合性景観,指向性進化戦略(変異,コンビナトリアル探索,二者択一の研究戦略),指向性進化からの教訓(古典的景観,自然進化を理解する指向性進化)について概説した。巨大なシーケンス空間と蛋白質機能の複雑性にも拘らず,変異と選択のDarwinのアルゴリズムは機能変化を持つ蛋白質の生産に強力な手段を提供した。蛋白質は驚くほど顕著に進化可能であり,僅か数変異で新規条件に適合し,あるいは新規機能を獲得し得ることから,シーケンス空間における適合性景観のこの単純な上向き動きは機能してきた。有用な蛋白質の提供に加え,指向性進化研究は,蛋白質が自然進化中にどのように適応するか,そのプロセスの解明に繋がったかに貢献した。指向性進化は,新規環境と新規機能に適合する蛋白質を作製する上に重要な戦略であると結論した。

シソーラス用語： バイオテクノロジー ,  遺伝子操作 ,  *タンパク質 ,  コンビナトリアルケミストリー ,  アルゴリズム ,  環境 ,  分子進化 ,  *生物進化 ,  進化分子工学 ,  遺伝的変異 ,  *定向進化
準シソーラス用語： 変異 ,  *指向性進化

分類 (2件)： 進化論一般  (EC03010Q) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 指向性進化 ,  蛋白質 ,  適合性 ,  景観 ,  探索