3次元建物情報モデルの高度な活用事例として,BIM(Building Information Modeling)により作成された3次元建物情報モデルを入力データとした建築法規・基準や設計ガイドラインに対する自動チェックが挙げられる。本報告では,3次元建物情報モデルとしてIFC(Industry Foundation Classes)を入力データとするモデルチェッカーの代表的な活用例として,建築法規チェック自動化の先駆者であるシンガポールのe-Plan Checkシステム,それに続くノルウェー版e-Plan Checkシステム,アメリカのSMART codesプロジェクトの内容を紹介した。