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J-GLOBAL ID:200902254582722068   整理番号:09A0982575

IL28Bの遺伝的変異によりC型肝炎治療によるウイルス排除状況が予測される

Genetic variation in IL28B predicts hepatitis C treatment-induced viral clearance
著者 (13件):
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巻: 461  号: 7262  ページ: 399-401  発行年: 2009年09月17日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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C型肝炎ウイルスの慢性感染は,世界中で1億7,000万人が罹患しており,北米では肝硬変の主要原因となっている。慢性感染に対して推奨されている治療は,ペグインターフェロン-α-2b(PegIFN-α-2b)もしくは-α-2a(PegIFN-α-2a)とリバビリンとの48週間の併用投与だが,この治療で完治しない患者が多いこと,またヨーロッパ系の患者の完治の確率がアフリカ系患者よりも大幅に高いことはよく知られている。有効性が限られていることに加えて,副作用のために治療に耐えられない場合も多く,一部の患者では治療を完遂できない。これらの理由のため,治療応答性の決定因子の同定が早急に必要とされている。今回我々は,インターフェロン-λ-3(IFN-λ-3)をコードするIL28B遺伝子近傍の遺伝的多型が,治療に対する応答性のおよそ2倍の変動と関連することを報告する。この関連は,ヨーロッパ系患者(P=1.06×10-25)およびアフリカ系アメリカ人(P=2.06×10-3)の患者の両方でみられた。よりよい応答性をもたらす遺伝子型はアフリカ系集団よりもヨーロッパ系集団のほうに大幅に高い頻度でみられ,この遺伝的多型により,アフリカ系アメリカ人患者とヨーロッパ系患者の間での応答率の違いのほぼ半分も説明できる。Copyright Nature Publishing Group 2009
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分類 (2件):
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遺伝的変異  ,  ウイルス感染の生理と病原性 

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