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J-GLOBAL ID：200902254650796431   整理番号：09A1214134

FEATURE-プラズマを用いた燃焼促進 高輝度パルスレーザーによるエンジン点火

Engine Ignition by High Brightness Pulse Lasers

著者 (9件)： 平等拓範 (分子科研) ,  常包正樹 (分子科研) ,  藤川武敏 (豊田中研) ,  蝦名正輝 (豊田中研) ,  秋濱一弘 (豊田中研) ,  猪原孝之 (日本自動車部品総研) ,  安藤彰浩 (日本自動車部品総研) ,  木戸直樹 (日本自動車部品総研) ,  金原賢治 (日本自動車部品総研)
資料名： 日本燃焼学会誌  (Journal of the Combustion Society of Japan)
巻： 51  号： 158  ページ： 288-294  発行年： 2009年11月15日 
JST資料番号： Z0837A  ISSN： 1347-1864  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 我々はこれまでに,パルスレーザーによる絶縁破壊特性につき解析を行い,指先サイズの小型マイクロレーザーでも点火が可能なこと等を実証してきた。本稿では,これらマイクロレーザーによるエンジン点火について行ってきた一連の研究を概観した。エンジンのレーザー点火を目指し,内燃機関燃焼状態解析を行い,プラズマ強度増加に与えるダブルパルス化や短パルス化(高輝度化)の影響を詳細に調べた。次に受動Qスイッチマイクロレーザーの高輝度化,高輝度温度化を行い,パルスエネルギー3mJ,尖頭出力6MW,4パルスの合計エネルギー12mJを得た。このレーザーは縦横モードも良好で輝度0.3PW/sr-cm2,輝度温度にして0.46ZKが達成されており回折限界に近い集光が可能となる。現在,小型化も進んでおり励起集光光学系,Cr:YAG/Nd:YAGからなる受動Qスイッチ型マイクロレーザーを全長57mmのブラグ型の篠体に造り込んでいる。

シソーラス用語： プラズマ ,  *燃焼 ,  *促進 ,  *輝度 ,  *パルスレーザ ,  *内燃機関 ,  *着火 ,  絶縁破壊 ,  レーザ ,  パルス化 ,  限界 ,  小型化 ,  光学系 ,  集光
準シソーラス用語： エンジン ,  マイクロレーザ ,  回折限界 ,  点火

分類 (3件)： 燃焼一般  (XE04010W) ,  反応操作(単位反応)  (XE01040I) ,  プラズマ一般  (BJ02010B)

引用文献 (15件)：

• RONNEY, P. D. Optical Engineering. 1994, 33, 510-521
• FURUTANI, H. Oyo Buturi. 2008, 77, 1315-1318
• TAIRA, T. CLEO/Long Beach 2006 Technical Digest on CD-ROM. 2006
• TAIRA, T. CLEO/Europe Munich 2007 Technical Digest on CD-ROM. 2007
• TAUER, J. CLEO/Europe Munich 2007 Technical Digest on CD-ROM. 2007

タイトルに関連する用語 (5件)： プラズマ ,  燃焼促進 ,  高輝度 ,  パルスレーザー ,  点火