抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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「コシヒカリ」が1956年に始めて新潟県に登場して以来の50年の軌跡をたどる。「コシヒカリ」はその後,北海道,青森以外の全県に普及し,2005年において56万haを占める。50年間の累積作付面積は1539万haで,他を凌駕する。本品種の年を追っての普及様相を県別,年別にふり返る。また「コシヒカリ」の行方として「コシヒカリ」遺伝子の広域伝搬を考察する。すなわち本品種の遺伝子は「ヒノヒカリ」等近年の主要品種に含まれ,また低アミロース米「ミルキークイーン」その他遺伝子が一つしか違わない品種も出てきた。このことは日本のイネの遺伝的脆弱性につながる。