文献
J-GLOBAL ID:200902254707717703   整理番号:09A0598067

ブラジル大西洋沿岸部森林のヒキガエル群の遺伝的多様性と結合度の生息地細分化による減少

Habitat fragmentation reduces genetic diversity and connectivity among toad populations in the Brazilian Atlantic Coastal Forest
著者 (5件):
資料名:
巻: 142  号:ページ: 1560-1569  発行年: 2009年08月 
JST資料番号: A0921B  ISSN: 0006-3207  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
熱帯雨林は次第に細分化されつつあり,動植物の保全には細分化が遺伝にもたらす影響を理解することが重要である。ブラジル大西洋沿岸部森林に多数生息するヒキガエルRhinella ornataの群集を調査して,孤立林地及び大きな森林と回廊林地で結合されている小から中規模林地における遺伝的多様性を比較した。遺伝的な区別の尺度であるFstは調査地点の空間的な距離とは関係なく,遺伝的結合度のパターンが林地の大きさで大きく変わることはなかった。しかし,群集の遺伝的多様性は林地の大きさと正の相関があり,したがってハプロタイプの多様性は,おそらく群集の大きさが小さいせいで,最小の林地で最低であった。群集のグループ間の遺伝的非連続性の地域的解析によると,連続する森林内の群集間よりも小から中規模林地の群集間で遺伝子の流れに対する障壁が高い割合で認められた。これらの結果は,比較的高い分散能力を有する種でも,長い時間の間には,細分化による遺伝的に負の影響を受け,その結果,群集の適応性が低下し,局地的な絶滅に通じる可能性があることを強く示している。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
個体群生態学  ,  動物に対する影響 

前のページに戻る