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J-GLOBAL ID：200902254731884459   整理番号：08A0491233

画像範囲値を用いた同質領域判定手法によるシイ・カシ萌芽林とスギ・ヒノキ人工林の樹冠抽出

The Analysis of Forest Crowns by Same-Color-Region Determining Method Utilized Image Range Features of Castanopsis cuspidata Coppice Woodland and Cryptomeria japonica and Chamaecyparis obtusa Artificial Forest

著者 (4件)： 朝廣和夫 (九大 大学院芸術工学研究院) ,  井上光平 (九大 大学院芸術工学研究院) ,  重松敏則 (九大 大学院芸術工学研究院) ,  瀬戸島政博 (日本測量協)
資料名： ランドスケープ研究  (日本造園学会誌)
巻： 71  号： 5  ページ： 593-598  発行年： 2008年03月31日 
JST資料番号： F0408A  ISSN： 1340-8984  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 画像範囲値を用いた同質領域判定手法によるシイ・カシ萌芽林とスギ・ヒノキ人工林の樹冠抽出について検討した。調査対象地は,福岡市北西の新宮町的野地区の私有林である。空中写真画像の画素ごとのパラメータの設定方法を考案し,同手法の機能性を明らかにした。その結果,1)同質領域判定手法の改良により,平均樹冠直径は-26から16%,樹冠数は-75から-42%の誤差率で樹冠の抽出が可能である。2)同質領域判定手法を用い,地上解像度45cmの空中写真より抽出した樹冠データと毎木データを検証した。萌芽木は樹冠半径<1.5mの場合,概ね抽出され,樹冠半径>1.5mか,樹冠半径=1.5mの場合,幹毎の樹冠が抽出される傾向がある。

シソーラス用語： *樹冠 ,  *空中写真 ,  人工林 ,  広葉樹林 ,  色差 ,  写真測量
準シソーラス用語： 画像解析 ,  胸高断面積

分類 (2件)： 測樹学  (FF01040T) ,  公園,造園,緑化  (RD04020Y)

引用文献 (5件)：

• 1)小村良太郎・久保守・村本健一郎(2001):空撮画像を用いた植生形態の定量的解析:電子情報通信学会,信学技法9, 23-28
• 2)小村良太郎・久保守・村本健一郎(2003):空撮画像を用いた局所フラクタル次元による樹冠解析:写真測量とリモートセンシング42(4), 27-37
• 3)井上光平・瀬戸島政博・朝廣和夫・重松敏則(2006):多重オルソフォト画像からの樹冠円抽出について:写真測量とリモートセンシング45(3), 31-36
• 4)朝廣和夫・井上光平・上原三知・重松敏則・瀬戸島政博(2003):空撮画像の同質領域判定による九州北部里山林の樹冠抽出に関する研究:ランドスケープ研究66(5), 499-502
• 5)朝廣和夫・井上光平・重松敏則・瀬戸島政博(2007):シイ・カシ萌芽林とヒノキ人工林の空中写真を用いた画像特性値と林分条件要素の関係:ランドスケープ研究70(5), 733-736

タイトルに関連する用語 (6件)： 手法 ,  シイ ,  カシ ,  スギ ,  ヒノキ人工林 ,  樹冠