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J-GLOBAL ID:200902254817643063   整理番号:09A0318503

BCR/ABL蛋白質を安定して発現するBaF3-P210細胞系の作製とその生物活性

Construction of BaF3-P210 cell line stably expressing BCR/ABL protein and its biological activity
著者 (11件):
資料名:
巻: 30  号: 19  ページ: 1791-1794  発行年: 2008年 
JST資料番号: C2217A  ISSN: 1000-5404  CODEN: DYXUE8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:安定してBCR/ABLを発現する形質転換マウスBaF3-P210細胞系を造って,まず最初に,BaF3細胞系の細胞生物学的特徴に対するBCR/ABLの影響を調査すること。方法:bcr/abl遺伝子をもつレトロウイルスベクターを包装細胞系にトランスフェクションした。BaF3細胞を収集したウィルス上澄みで感染させた。安定してBCR/ABLを発現するトランスジェニックBaF3-P210細胞系を選別してサブクローンをつくった。標的細胞のゲノムへのbcr/abl遺伝子の統合を,PCRとDNA塩基配列決定,トリパンブルー染色分析,フローサイトメトリーとMTT法で測定した。結果:bcr/abl遺伝子は,BaF3細胞ゲノムに組み込まれた。RT-PCRとウエスタンブロットは,選別されたサブクローン細胞系BaF3-P210でbcr/abl遺伝子とタンパク質の安定な発現を検証した。対照群と比較して,細胞増殖率は促進されて(P〈0.05),G_0/G_1相の細胞割合はSとG_2/M期での細胞割合の増加とともに低下した(P〈0.05)。細胞増殖抑制率とBaF3-P210細胞の初期のアポトーシス率は,蛋白質チロシンキナーゼ抑制剤STI571の処理の後,それぞれ(54.08±1.90)%(P〈0.05)と(12.35±2.04)%(P〈0。05)であった。結論:安定してBCR/ABLを発現する形質転換マウスBaF3-P210細胞系を造ることに成功した。BCR/ABLの発現は増殖を促進しただけでなく,BaF3細胞の細胞周期進行も加速した。それは,STI571に対する感度をBaF3-P210形質転換細胞系に与えた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (3件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞分裂・増殖  ,  分子遺伝学一般 
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