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J-GLOBAL ID:200902254878330742   整理番号:08A0202045

NRF-1,とAP-1はヒトカルパイン小サブユニット1(CAPNS1)遺伝子のプロモーターを制御する

NRF-1, and AP-1 regulate the promoter of the human calpain small subunit 1 (CAPNS1) gene
著者 (5件):
資料名:
巻: 410  号:ページ: 197-206  発行年: 2008年02月29日 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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広範囲に発現するμ-とm-カルパインは細胞伝播,遊走,増殖,アポトーシス及び腫瘍浸潤で広い機能を持つシステインプロテアーゼである。それらは異なる大80-kDa触媒サブユニットと共通の小28-kDa調節サブユニット(Capn4/CAPNS1)のヘテロ二量体である。CAPNS1は両カルパインの安定性と活性の維持に必要である。その生物学的重要性にもかかわらず,この遺伝子の転写制御はこれまで研究されていず,またCAPNS1プロモーターは未だ特徴づけられていない。本研究で,主転写開始を同定し,CAPNS1遺伝子の~2.0kb上流領域をクローニングして特徴解析した。欠失解析で-187/+174領域内に位置するコアプロモーターを同定した。部位特異的変異誘導,EMSAとスーパシフト解析でSp1-,NRF-1-,及びAP1-結合要素をCAPNS1コアプロモーター内に同定した。NRF-1,SP-1とAP-1の天然コアプロモーターへの結合をクロマチン免疫沈降(ChIP)によって確認した。HeLa細胞とMCF7細胞でNRF-1部位に部位特異的変異誘導するとコアプロモーター活性が70%まで大きく減少し,一方AP-1結合部位とSp-1結合部位の変異はそれぞれ50%,30%減少した。NRF-1とAP-1部位の二重変異はプロモーター活性を90%まで減少した。DrosophilaのSL2細胞において,NRF-1の異所性発現は結果としてCAPNS1プロモーター活性を著しく誘導した。さらに,NRF-1に対するsiRNAはHeLa細胞でのプロモーター活性を大幅に減少し,それと同時にCAPNS1 mRNAの著しいダウンレギュレーションが起きた。こうした結果は,特にNRF-1がAP-1とともに,また,Sp1部位はわずかな程度で,ヒトCAPNS1プロモーター活性と遺伝子発現に必須である。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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遺伝子発現 

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