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J-GLOBAL ID:200902254918726440   整理番号:09A0357952

ナットウキナーゼはヒトにおいてフィブリノゲン,第VII因子及び第VIII因子の血漿中濃度を低下させる

Nattokinase decreases plasma levels of fibrinogen, factor VII, and factor VIII in human subjects
著者 (7件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 190-196  発行年: 2009年03月 
JST資料番号: E0636B  ISSN: 0271-5317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ナットウキナーゼ(Bacillus subtilisからのセリンプロテイナーゼ)は納豆から見つかった最も活発な機能性材料の1つであると考えられている。心血管疾患(CVD)リスクの増加と関連している脂質と血液凝固の特定因子を,ナットウキナーゼは減らすとこの研究では仮説を立てた。それゆえ,非盲検,自己対照臨床試験を以下のグループを対象に行った:健康なボランティア(健康群),心血管リスク因子を持った患者(心血管群),透析を受けている患者(透析群)。すべての被験者は2か月間毎日2カプセルのナットウキナーゼ(2000フィブリノリシス単位/日)を摂取した。研究室測定はスクリーニング訪問で行われ,それから研究開始後定期的に行った。「治療の意図による分析」を45人の登録されたすべての被験者に対し行った。混合モデル分析の使用により,フィブリノゲン(P=.003),第VII因子(P<.001)及び第VIII因子(P<.001)のベースラインの変化における時間効果は有意であったがグループ効果は観察されなかった。そして3つの凝固因子の血漿中濃度が,摂取期間中連続して減少したことを示唆している;また減少の範囲はグループ間で似ていた。投与2か月後,フィブリノゲン,第VII因子及び第VIII因子はそれぞれ健康群で9%,14%及び17%減少し,心血管群では7%,13%及び19%,透析群では10%,7%及び19%減少したが,血中脂質はナットウキナーゼによる影響を受けなかった。尿酸や顕著な有害事象の有意な変化はどの被験者においても観察されなかった。要するに,ナットウキナーゼの経口投与は,フィブリノゲン,第VII因子及び第VIII因子の血漿中濃度の減少により,CVDニュートラシューティカルとして考えることができるとこの研究で示された。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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酵素製剤・酵素阻害剤の臨床への応用  ,  循環系の臨床医学一般  ,  線維素溶解・血液凝固 

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