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J-GLOBAL ID:200902254925557556   整理番号:09A0579910

レユニオン島のサトウキビ栽培を監視するためのSARセンサを搭載したTerraSAR-X,ASAR/ENVISAT,PALSAR/ALOSの利用可能性

Potential of SAR sensors TerraSAR-X, ASAR/ENVISAT and PALSAR/ALOS for monitoring sugarcane crops on Reunion Island
著者 (5件):
資料名:
巻: 113  号:ページ: 1724-1738  発行年: 2009年08月 
JST資料番号: C0252B  ISSN: 0034-4257  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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種々な入射角と偏光で得られた多時期のTerraSAR-X,ASAR/ENVISAT,PALSAR/ALOSデータを解析して,これらの新しい衛星搭載SARシステムのサトウキビ栽培の監視への利用可能性を調べた。種々なレーダ・パラメータ(波長・入射角・偏光)のサトウキビの生育段階に対する感度を解析して,サトウキビ畑のより良い特徴付け,特に,サトウキビの収穫量を監視するために最も適切なレーダ構成を決定した。後方散乱信号と作物高さの関係相関も調べた。レーダ信号はサトウキビの高さと閾値高さまでは急速に増加し,閾値はレーダの波長と入射角に依存した。この閾値を越えると,信号は僅かしか増加せず,一定か,ないし,減少すらした。閾値高さは波長が長いほど(LバンドはCバンドやXバンドと比較して),入射角が大きいほど(~40°は~20°と比較して)高い。レーダの後方散乱係数(σ°)も,SPOT-4/5画像から計算した正規化植生指数(NDVI)と比較した。結果は,σ°とNDVIの挙動の間には,サトウキビの収穫量パラメータの関数として高い相関があることを示した。完全に成熟したサトウキビ畑の,サトウキビの乾燥(水ストレス)によるNDVIの減少もレーダ信号に認めた。このレーダ信号の減少は,サトウキビ収穫後のレーダ信号の減少と同じオーダーであった。概して,サトウキビの収穫は,レーダの波長に関係無く,高い入射角を用いて監視するのがより適切である。LバンドとCバンドのSARデータは,これら波長のレーダ信号の,裸地の表面粗さに対する高い感受性のために,耕した畑の信号と植物生育畑の信号との間に曖昧性があった。実際,時々,耕した畑のレーダ信号が,収穫,または,成熟サトウキビ畑の信号と同じオーダーであった。結果は,TerraSAR-Xデータ(Xバンド)を用いた場合,耕した畑とサトウキビ畑のより良い識別を示した。レーダの偏光の影響に関しては,結果は,正偏光チャンネル(HHとVV)は良い相関があったが,交差偏光チャンネル(HVとVH)よりもサトウキビの収穫の検出には若干性能が劣った。最後に述べるが,高空間分解能のSARデータは,畑が小規模の場合には,SAR画像のより良い解析に役立ち,かつ,必要であることを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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リモートセンシング一般  ,  畑作物一般 

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