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J-GLOBAL ID:200902254973257939   整理番号:09A0405424

in vivoのラット脳におけるキヌレニン経路の2個の枝経路間の相互関係

On the relationship between the two branches of the kynurenine pathway in the rat brain in vivo
著者 (5件):
資料名:
巻: 109  号:ページ: 316-325  発行年: 2009年04月 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Alzheimer病,Huntington病,統合失調症などの神経疾患に関与する脳内キヌレニン(KN)経路の機能変化を,ラットを用いて検索した。KNアミノトランスフェラーゼII(KATII)阻害剤BFF122は3-ヒドロキシKN(3-KN)産生やキノリン酸(QUIN)産生に影響することなく線条体内キヌレニン酸(KYNA)を有意に減少させた。一方,KNモノオキシゲナーゼ(KMO)阻害剤UPF648はKYNAに影響することなく3-HKを有意に減少させた。局所的KN経路に障害を与える神経興奮毒QUINを投与したラットにおいても,この二つの阻害剤は同様に,それぞれの特異効果を発揮した。線条体内にQUINを7日間注入してニューロンを損傷させたラットでは,UPFは3-HKとQUIN産生を減少させ,その上,KYNAを緩和に増加させた。BFFにはこの作用はなかった。これらから著者らは,脳において,KN経路の二つの枝経路には著明な機能的分担がみられ,認知能増強及び神経保護効果において,KAII阻害剤とKMO阻害剤の効果の発達の差をよく説明していると結論した。
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分類 (2件):
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中枢神経系  ,  代謝一般 
物質索引 (6件):
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