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J-GLOBAL ID：200902255065239264   整理番号：09A0874906

圧延接合法を用いたTiAl基金属間化合物成形板の創成

著者 (1件)： 井上博史 (大阪府大 大学院工学研究科)
資料名： Form Tech Review  (Form Tech Review)
巻： 17  号： 1  ページ： 63-68  発行年： 2008年03月10日 
JST資料番号： J0830A  ISSN： 0917-690X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 塑性加工の難しいFully Lamellar TiAl金属間化合物の簡便な製造法として,繰返し重ね圧延と熱処理を用いる方法を提案した。本稿ではこの方法によって作製した板材の各種評価結果を示した。これらは,金属組織観察,引張強さ(常温および1123K),ボイド体積率,集合組織,プレスによる成形性であった。積層板の塑性変形ならびにボイドの抑制について考察した。これらの結果から,圧延方向とその横方向で強い異方性を有するために成形性には問題があることが分かったが,この問題を解決すれば,繰返し重ね圧延によるTiAl金属間化合物の製造は有効な手段となりうることを示唆した。

シソーラス用語： *チタン合金 ,  アルミニウム含有合金 ,  *金属間化合物 ,  ラメラ ,  *圧延 ,  *圧接 ,  異方性 ,  成形性 ,  引張強さ ,  伸び ,  集合組織 ,  *強塑性変形 ,  *ARB法 ,  機械的性質 ,  強度
準シソーラス用語： *SPD【塑性】 ,  *繰返し重ね接合圧延

分類 (1件)： 機械的性質  (WB02030U)

引用文献 (11件)：

• 服部重夫・森田章靖・藤綱宣之・宮本淳之・芦田喜郎: 軽金属, 44-11(1994), 652-657.
• 井上博史・高橋 健・高杉隆幸: 日本金属学会誌, 64-11(2000), 999-1006.
• 井上博史・永田佳央・石尾雅昭・高杉隆幸: 日本金属学会誌, 64-9(2000), 731-734.
• Inoue, H., Ishio, M.& Takasugi, T.: Recent Res. Devel. Mat. Sci., 4(2003), 65-80.
• Smigelskas, A. D.& Kirkendall, E. O.: Trans. AIME, 171(1947), 130-142.

タイトルに関連する用語 (5件)： 圧延接合 ,  TiAl ,  基金 ,  成形板 ,  創成