抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ポーラスコンクリートは,住空間の快適性向上に役立つことが期待されているが,フレッシュ状態での現場施工はまだ少ない。市場性から見ると,高品位な印象に繋がらないことも欠点の一つであり,意匠性に優れた工法の充実が求められている。住空間の快適性を向上させるための1つのツールとして,単位セメント量の比較的少ない普通強度ポーラスコンクリートを用いた複層(基層+表層)ポーラスコンクリートの一形態を提案し,建物周囲の歩道を現場打設により施工した事例を紹介した。本開発では,基層には普通強度のポーラスコンクリートを使用して現場での施工性と経済性を改善し,表層は高耐久エポキシ樹脂で結合したポーラス硬化体とすることにより,意匠性と質感を向上させた。