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J-GLOBAL ID：200902255157699520   整理番号：08A1164283

C₃-対称トリス-ウレア化合物の合成とゲル化能の評価

Synthesis and estimation of gelation ability of C ₃-symmetry tris-urea compounds

著者 (4件)： YAMANAKA Masamichi (Dep. of Chemistry, Fac. of Sci., Shizuoka Univ., 836 Ohya, Suruga-ku, Shizuoka 422-8529, JPN) ,  NAKAGAWA Tomoe (Dep. of Chemistry, Fac. of Sci., Shizuoka Univ., 836 Ohya, Suruga-ku, Shizuoka 422-8529, JPN) ,  AOYAMA Ryohei (Dep. of Chemistry, Fac. of Sci., Shizuoka Univ., 836 Ohya, Suruga-ku, Shizuoka 422-8529, JPN) ,  NAKAMURA Tomohiko (Dep. of Chemistry, Fac. of Sci., Shizuoka Univ., 836 Ohya, Suruga-ku, Shizuoka 422-8529, JPN)
資料名： Tetrahedron  (Tetrahedron)
巻： 64  号： 51  ページ： 11558-11567  発行年： 2008年12月15日 
JST資料番号： E0234A  ISSN： 0040-4020  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 化学的な刺激によりゾル-ゲル相転移を引き起こすC₃-対称トリス-ウレア系低分子量ゲル化剤(LMWG)(1)を5領域に分割した。この分割に基づいて,22種類の誘導体を合成した。比誘電率(ε_r=47.2~1.89)値の範囲が広い9種類の有機溶媒中で,これらの誘導体のゲル可能を調べた。数種類の誘導体は親化合物であるトリス-ウレア系LMWG(1)よりも良好なLMWGとしての性能を示した。例えば,中心骨格の置換基を変えると(18),アセトン中での臨界ゲル化濃度(CGC)は1.5wt%から0.5wt%に改善された。リンカ部位を変えることにより(23),種々の溶媒に応用できる汎用性の高いLMWGを得ることができた。機能性超分子ゲルを合理的に創出するためには,トリス-ウレア系LMWGを分子設計するための構造情報が重要である。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ウレア化合物 ,  芳香族化合物 ,  分子設計 ,  化学合成 ,  *ゲル化 ,  *有機溶媒 ,  誘電率 ,  水素結合 ,  置換基効果 ,  臨界定数 ,  自己組織化 ,  電子顕微鏡写真 ,  走査電子顕微鏡

分類 (1件)： 芳香族単環尿素・カルバミド酸・グアニジン  (CF05220O)

物質索引 (10件)： 1,3,5-トリエチニルベンゼン ,  3-ブロモ-1-ニトロベンゼン ,  1,3,5-トリス[3-(3-フェニルウレイド)フェノキシメチル]-2,4,6-トリエチルベンゼン ,  1,3,5-トリス(ブロモメチル)ベンゼン ,  1,3,5-トリス(フェノキシメチル)ベンゼン ,  1,3,5-トリス[3-(3-フェニルウレイド)フェノキシメチル]ベンゼン ,  1,3,5-トリス(3-アミノフェニルエチニル)ベンゼン ,  1,3,5-トリス[3-(3-フェニルウレイド)フェニルエチニル]ベンゼン ,  1,3,5-トリス(3-アミノフェネチル)ベンゼン ,  1,3,5-トリス[3-(3-フェニルウレイド)フェネチル]ベンゼン

タイトルに関連する用語 (5件)： C3 ,  対称 ,  ウレア化合物 ,  ゲル化 ,  評価