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J-GLOBAL ID:200902255158993830   整理番号:09A0603961

Theocolax elegans(Westwood)(膜翅類:コガネコバチ科)における個々の穀物の揮発性物質への触角の嗅覚応答

Antennal olfactory responses to individual cereal volatiles in Theocolax elegans (Westwood) (Hymenoptera: Pteromalidae)
著者 (3件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 195-200  発行年: 2009年07月 
JST資料番号: D0430B  ISSN: 0022-474X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Theocolax elegans(Westwood)は,貯穀害虫の未成熟段階に寄生するコガネコバチ科のハチである。前報において,害虫の発生しない小麦穀粒とそれらのヘキサン抽出物は,ハチ成虫を誘引することが示された。宿主-立地認識の嗅覚的基礎を理解するため,様々な穀物から同定された様々な揮発性化合物へのT. elegansの雄と雌の触角電図(EAG)応答を計測した。被検化合物はすべて計測可能なEAG応答を示した。最大のEAG振幅は,雄では2-オクタノン,1-ヘキサノール,2-ヘプタノン,(E)-2-ノネナール,デカナール,(E)-2-ヘキセナール,プロピオン酸,(E)-2-オクテナールおよびヘキサン酸で観測され,雌ではプロピオン酸,2-ヘキサノン,(E)-2-ヘプテナール,2-ヘプタノン,ヘキセナール,(E,E)-2,4-ヘプタジエナール,ブタナール,ヘキサン酸およびオクタナールで観測された。芳香族化合物は,雄と雌のいずれにおいても弱い触角刺激剤であった。化合物の幾つかではEAG振幅に性差が認められ,雄は試験された34の化合物のうち13の化合物において有意に高い応答性を示した。様々な化学物質に対するEAG応答の比較から,触角は構造(脂肪族,芳香族),炭素鎖長,官能基(酸,アルコール,アルデヒド,ケトン)および二重結合の有無(飽和化合物,モノおよびジ不飽和化合物)を識別する能力をもつことが示された。T.elegansに基づく生物的防除戦略の将来的実施と関連して,T.elegansの宿主-立地における穀物の揮発性物質の役割を考察した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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穀類とその製品一般  ,  昆虫・ダニによる植物被害  ,  動物に対する影響 
物質索引 (14件):
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