文献

J-GLOBAL ID：200902255289952276   整理番号：08A1190539

デング熱の世界的蔓延と持続

Global Spread and Persistence of Dengue

著者 (2件)： KYLE Jennifer L. (Univ. California, California) ,  HARRIS Eva (Univ. California, California)
資料名： Annual Review of Microbiology  (Annual Review of Microbiology)
巻： 62  ページ： 71-92  発行年： 2008年 
JST資料番号： A0496B  ISSN： 0066-4227  CODEN： ARMIA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カ科媒介フラビウイルス間の4血清型によって引き起こされるデング熱,デング出血性熱/デング性ショック症候群(DHF/DSS)について,生態的及び気候的変化に関連した三感染範囲間の相互作用と世界的蔓延と持続に寄与するヒト,カ科及びウイルス因子に焦点を当てて述べた。熱帯及び亜熱帯国での人口増加と無制限都市化も部分的に起因し,デング熱ウイルスを媒介するカ科の生育部位が増加し,ベクター制御が困難になった。世界的に蔓延するのに伴いデング熱ウイルスが迅速に進化し,病原性が増加した遺伝子型が南及び東南アジアから太平洋諸島及びアメリカ諸国に拡大した。デング熱リスクは宿主の免疫状態と感染カ科への被曝が第一であり,DHF/DSSに対する危険因子は異型デング熱ウイルスへの被曝が第一である。

シソーラス用語： *デング熱 ,  出血 ,  ショック症状 ,  節足動物 ,  *カ科 ,  *フラビウイルス ,  病原性 ,  遺伝子型 ,  東南アジア ,  南アジア ,  中央アメリカ ,  アメリカ合衆国 ,  危険因子 ,  人口問題 ,  都市化
準シソーラス用語： デング出血性熱 ,  デング性ショック症候群 ,  *デング熱ウイルス ,  人口増加 ,  太平洋諸島

分類 (2件)： ウイルス感染の生理と病原性  (EG04042Y) ,  感染症・寄生虫症一般  (GD01010H)

タイトルに関連する用語 (2件)： デング熱 ,  世界