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J-GLOBAL ID：200902255350265600   整理番号：08A0231519

特産物の地域ブランド化の現状と地域への影響に関する研究-商標登録済みの水産物を対象として-

A STUDY ON THE ACTUAL CONDITION AND INFLUENCE FOR THE REGION AND THE RESIDENT OF LOCAL SPECIAL PRODUCT BRANDING-Case study of the marine products that are registered a trademark-

著者 (3件)： 田原潤一 (早稲田大) ,  後藤春彦 (早稲田大 理工学術院) ,  佐久間康富 (早稲田大 教育総合科学学術院)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 625  ページ： 565-572  発行年： 2008年03月30日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地域ブランド化に向けた取り組み事例の全国的な実態を把握し,地域ブランド化による地域への影響を1)商品版売や付加価値の創出などの経済面と,2)地域アイデンティティの形成や住民の愛着や誇りの創出などの意識面から捉え,地域ブランド化が地域に与えた影響を明らかにした。水産物の地域ブランド化に向けた商標登録は,2000年以降特に盛んである。対象事例の多くは地域内での知名度が高く,地域に対する愛着や誇りも創出している。しかし,来訪者の増加につながっている事例は少ないのが現状である。また,流通を大都市に依存している事例が多く,来訪客の増加につながる傾向にある地産地消が進んでいる事例は少ない。地域ブランド化による地域への影響を,1)地域の経済面,2)地域住民の意識面,の二点から解明することを目的に,経済面の重要な要素の一つである「来訪者の増加」に着目して分析を行うために,「来訪者の増加」が顕著であった地産地消型の中から,地域への影響を測りやすい規模である地区レベルの「あのりふぐ」を対象としたケーススタディを行った。

シソーラス用語： *地域 ,  ブランド ,  住民 ,  心理効果 ,  事例研究 ,  水産物 ,  商標 ,  実態調査 ,  面接調査 ,  *地域ブランド
準シソーラス用語： 面接 ,  *生産物

分類 (1件)： 開発,再開発,都市整備  (RD02030V)

引用文献 (12件)：

• 二村宏志. 地域ブランドを創る, No. 12. 日経グローカル. 2005, 23
• 加藤昌俊. 地域ブランド戦略サーベイ. 2006
• 田中美子. 地域イメージとまちづくり. 1992
• 石見利勝. 観光地のイメージにもとづく観光地選択行動. 日本都市計画学会学術研究論文集. 1990, 第25回
• 関満博. 地域ブランドと産業振興. 新評論. 2006, 5

タイトルに関連する用語 (7件)： 特産物 ,  地域 ,  ブランド化 ,  現状 ,  研究 ,  商標 ,  水産物