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J-GLOBAL ID:200902255444240989   整理番号:09A0651456

破砕・石灰混合・締固めにより改良された窯業副産物キラの骨格構造概念に基づく解釈

MECHANICAL PROPERTIES OF A CERAMIC INDUSTRIAL BY-PRODUCT “KIRA” IMPROVED BY CRUSHING, LIME-MIXING AND COMPACTING PROCESS
著者 (2件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 518-531 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: U0104A  ISSN: 1880-604X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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窯業副産物であるキラを地盤材料として利用するため,粉砕,石灰混合(石灰混合率3%)により団粒化させ,締固めたキラ改良土の力学挙動を,室内試験および数値解析により解釈し,以下の結論を得た.1)未改良キラの非排水せん断挙動は,砂のそれに類似し,骨格構造の働きに着目すると,せん断に伴う過圧密解消と構造劣化の速度が同程度であると解釈できた.2)仮置きなしでの改良土の一軸圧縮強度は,28日養生により500kPaまで上昇し,0日養生の約5倍となった.また28日養生の一次元圧縮量も0日養生の1/2程度になった.3)仮置きなしでの改良土の力学挙動をSYS Cam-clay modelの構成式応答によって再現した結果,破砕,石灰混合,締固めによって発展則パラメータが変化し,構造劣化速度,過圧密解消速度が遅くなった.また養生により初期構造が高位に,初期過圧密比が大きくなった.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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資源回収利用  ,  地盤改良,土質安定処理 
引用文献 (22件):
  • 1) 愛知県瀬戸窯業技術センター,愛知県珪砂鉱業協同組合:微粒珪砂等の実態調査報告,pp.1-13, 1993.
  • 2) 二宮康治,赤神元英,尾山利彦,宮本光則:回転式破砕混合工法を用いた事前混合処理工法の実施例,第1回土木建設技術シンポジウム,土木学会,pp.225-232, 2002.
  • 3) Asaoka, A., Nakano, M. and Noda, T.: Superloading yield surface concept for highly structured soil behavior, Soils and Foundations, No.40, Vol.2, pp.99-110, 2000.
  • 4) Asaoka, A., Noda, T., Yamada, E., Kaneda, K. and Nakano, M.: An elasto-plastic description of two distinct volume change mechanisms of soils, Soils and Foundations, Vol.42, No.5, pp.47-57, 2002.
  • 5) セメント改良土の物性と試験方法に関する研究委員会:セメント及びセメント系固化材を用いた固化処理土の調査・設計・施工方法と物性評価に関するシンポジウム発表論文集,地盤工学会,2005.
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