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J-GLOBAL ID：200902255523940821   整理番号：08A0829823

食餌スフィンゴエミエリンはマウスの実験的炎症性腸疾患を軽減する

Dietary Sphingomyelin Alleviates Experimental Inflammatory Bowel Disease in Mice

著者 (5件)： FURUYA Hideki (Meiji Univ., Kawasaki, JPN) ,  OHKAWARA Sou (Meiji Univ., Kawasaki, JPN) ,  NAGASHIMA Kousuke (Meiji Univ., Kawasaki, JPN) ,  ASANUMA Narito (Meiji Univ., Kawasaki, JPN) ,  HINO Tsuneo (Meiji Univ., Kawasaki, JPN)
資料名： International Journal for Vitamin and Nutrition Research  (International Journal for Vitamin and Nutrition Research)
巻： 78  号： 1  ページ： 41-49  発行年： 2008年01月 
JST資料番号： D0483A  ISSN： 0300-9831  CODEN： IZVIAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： デキストラン硫酸ナトリウムにより誘導した炎症性腸疾患(IBD)に及ぼす食餌スフィンゴミエリン(SM)の投与の影響をマウスにおいて調べた。IBD重度はDSS投与の増加により増加したが,SM含有食餌の投与は疾患活動指数(DAI)を有意に削減した。大腸組織中のミエロペルオキシダーゼ(MPO)活性もDSS投与により増加し,炎症発症を示唆した。DSSとSMの同時投与はMPO活性の増加を阻害するゆえ,SMは炎症発症を抑制できると結論した。食餌SMは大腸の免疫グロブリンA(IgA)の量も増加し,SMが大腸へのIgA分泌を促進すると示唆された。

シソーラス用語： 炎症 ,  腸疾患 ,  *スフィンゴミエリン ,  免疫グロブリンA ,  マウス ,  動物実験 ,  デキストラン硫酸 ,  ミエロペルオキシダーゼ ,  大腸
準シソーラス用語： デキストラン硫酸ナトリウム ,  疾患活動性 ,  腸管炎症

分類 (4件)： 生物学的機能  (EB05020M) ,  消化器の疾患  (GH03000W) ,  腸  (EJ06040N) ,  免疫反応一般  (ED03010T)

タイトルに関連する用語 (4件)： 食餌 ,  マウス ,  実験 ,  炎症性腸疾患