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J-GLOBAL ID:200902255655698299   整理番号:09A0096801

化学的生物学アプローチはGSK3βの特異的抑制による哺乳類概日時計の周期の短縮を明らかにする

A chemical biology approach reveals period shortening of the mammalian circadian clock by specific inhibition of GSK-3β
著者 (11件):
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巻: 105  号: 52  ページ: 20746-20751  発行年: 2008年12月30日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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概日時計は日々の遺伝子発現を細胞レベルで調節する。今回,発光性レポータ細胞,スクリーニングの自動化,データ分析パイプラインなどで構成される高処理概日性機能アッセイ系を開発し,この系を用いて化学的生物学アプローチにより哺乳類の概日時計の基にある分子機構を解析した。ヒト骨肉腫培養細胞において,1200を越える薬理学的作用をもつ化合物の概日時計の周期への効果を調べ,概日周期またはその位相を変えることが知られている多くの化合物を同定した。このことは用いたアッセイ系の妥当性を示す。またグリコーゲン合成酵素キナーゼ3(GSK3)の小分子抑制因子は,別のGSK3抑制因子と目されているリチウムによる概日周期の延長とは対照的に,強力に概日周期を短縮させた。siRNA仲介性GSK3βノックダウンもまた概日周期を短縮させ,小分子抑制因子で得られた表現型を確認した。今回の結果は,哺乳類の概日時計の周期制御におけるGSK3βの役割を明らかにし,概日時計の機構解明に化学的生物学アプローチが有効であることを示した。
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分類 (2件):
分類
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動物生理一般  ,  酵素一般 

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