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J-GLOBAL ID：200902255874561517   整理番号：09A0853404

色素増感太陽電池の先進技術と実用化動向

Current technological and industrial advancements in dye-sensitized photovoltaic conversion

著者 (2件)： 宮坂力 (桐蔭横浜大 大学院工学研究科) ,  池上和志 (桐蔭横浜大 大学院工学研究科)
資料名： 光化学  (Photochemistry)
巻： 40  号： 2  ページ： 94-100  発行年： 2009年08月12日 
JST資料番号： L1031A  ISSN： 0913-4689  CODEN： KOKAEQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 色素増感太陽電池(DSC)は有機薄膜太陽電池とならび第二世代の新コンセプト太陽電池を代表する。コンセプトが目指す目標の一つは低コスト化へ向けた材料作りと低環境負荷の工程の提案である。DSCは,低環境負荷工程は従来太陽電池の製造プラントの1/5程度で実現することが期待できる。材料原価の点では透明電極基板の低コスト化でDSCに使える新しい低抵抗透明導電基板の開発が急務で,加工が容易なプラスチック基板の活用に期待したい。プラスチック色素増感太陽電池においては耐久性の開発(安定性)が最重要課題である。

シソーラス用語： *太陽電池 ,  原価低減 ,  *実用化 ,  *先端技術 ,  環境アセスメント ,  ルテニウム錯体
準シソーラス用語： *色素増感太陽電池 ,  *先進技術 ,  低コスト化

分類 (2件)： 太陽電池  (NC03084O) ,  電気化学一般  (CB07010N)

物質索引 (2件)： 2,2′-ビピリジン-4,4′-ジカルボン酸 ,  2-(2-チオキソ-3-オクチル-4-オキソチアゾリジン-5-イリデン)-4-オキソ-5-[[4-[4-(2,2-ジフェニルエテニル)フェニル]-1,2,3,3a,4,8b-ヘキサヒドロシクロペンタ[b]インドール-7-イル]メチレン]チアゾリジン-3-酢酸

引用文献 (27件)：

• MEMMING, R. Semiconductor Electrochemistry. 2001
• FIJISHIMA, A. Nature. 1972, 238, 37
• MIYASAKA, T. Nature. 1979, 277, 638
• O'REGAN, B. Nature. 1991, 353, 737
• GRATZEL, M. Chem. Lett. 2005, 34, 8

タイトルに関連する用語 (3件)： 色素増感太陽電池 ,  実用化 ,  動向