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J-GLOBAL ID：200902255967486183   整理番号：09A0489603

永久磁石式磁気ギアの効率向上に関する一考察

A Way to Improve Efficiency of Permanent-Magnet Magnetic Gears

著者 (3件)： 池田哲也 (東北大学 大学院工学研究科) ,  中村健二 (東北大学 大学院工学研究科) ,  一ノ倉理 (東北大学 大学院工学研究科)
資料名： Journal of the Magnetics Society of Japan  (Journal of the Magnetics Society of Japan)
巻： 33  号： 2  ページ： 130-134 (J-STAGE)  発行年： 2009年 
JST資料番号： Z0944A  ISSN： 1882-2924  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 磁気ギアは機械式歯車に比べて騒音がないこと,メインテナンスフリーであることなどの特徴がある。ここでは,内側と外側の表面磁石回転子と,その間に挟まれるポールピースと呼ばれる固定子で構成された,永久磁石式磁気ギアの動作原理を述べた。この構造では,内外の回転子が表面磁石型であり,かつ極数や回転数が異なることから,磁石表面には非同期の高調波磁束に起因する渦電流が流れることが予想される。そこで三次元有限要素法で解析した結果,回転子表面の永久磁石で生ずる渦電流損は無視できないほど大きくなる可能性があることを示した。また,この対策として,永久磁石を厚み方向に分割することが有効であることを示した。

シソーラス用語： *歯車 ,  *永久磁石 ,  有限要素法 ,  *渦電流損 ,  電磁場解析 ,  高調波
準シソーラス用語： 三次元解析 ,  *磁気歯車

分類 (2件)： 電磁機器  (NB10030C) ,  歯車,歯車装置  (QB01060O)

引用文献 (6件)：

• 1) D. E. Hesmondhalgh and D. Tipping, IEE Proc. Elect. Power Appl., 127, 129 (1980).
• 2) K. Tsurumoto and S. Kikushi, IEEE Trans. Magn., 23, 3622 (1987).
• 3) K. Ikuta, S. Makita, and S. Arimoto, Proc. IEEE Conf. on Micro electromechanical systems (MEMS '91), 125 (1991).
• 4) K. Atallah and D. Howe, IEEE Transactions on magnetics, 37, 2844 (2001).
• 5) K. Atallah, S. D. Calverley, and D. Howe, IEE Proc.-Electr. Power Appl, 151, 135 (2004).

タイトルに関連する用語 (4件)： 永久磁石 ,  磁気 ,  ギア ,  効率向上