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J-GLOBAL ID:200902256127341741   整理番号:08A1243290

マクロ開始剤にセルロース誘導体を用いた ATRP によるビニルモノマーのグラフト化

Grafted of the Vinyl Monomer via ATRP Using the Cellulose Derivative for the Macroinitiator
著者 (5件):
資料名:
巻: 65  号: 11  ページ: 700-706 (J-STAGE)  発行年: 2008年 
JST資料番号: G0122A  ISSN: 0386-2186  CODEN: KBRBA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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セルロースと塩化ベンジル(BzCl)から置換度(DS)が約 2 のベンジル化セルロース(CBz)を合成し,3 種の酸クロライド [クロロアセチルクロライド(CACl),p-クロロメチルベンゾイルクロライド(CMBCl),ジクロロアセチルクロライド(DCACl)] から,新規な原子移動ラジカル重合(ATRP)マクロ開始剤 [クロロアセチルベンジル化セルロース(CBz-CACl),クロロメチルベンゾイルベンジル化セルロース(CBz-CMBCl),ジクロロアセチルベンジル化セルロース(CBz-DCACl)] を合成した.これらのマクロ開始剤を用いて,ATRP によるメタクリル酸メチル(MMA)およびスチレン(St)のグラフト化をそれぞれ行った.得られたグラフトコポリマーの有機溶媒に対する溶解性が向上した.また,グラフトコポリマーの poly((CBz-CACl)-g-MMA)系において,モノマーの添加量とグラフト鎖の分子量の関係から,重合がリビング系であることを確認した.X 線回折および poly((CBz-CACl)-g-MMA)系に関しては SEM 画像において,セルロースを化学修飾することで回折パターンおよび表面構造に変化がみられた.(著者抄録)
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分類 (2件):
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共重合  ,  高分子固体の構造と形態学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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