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J-GLOBAL ID：200902256321731860   整理番号：08A0956836

競合的励起緩和過程による有機EL素子用燐光低分子薄膜の発光

著者 (1件)： 坪井泰住 (京都産大 コンピュータ理工)
資料名： 京都産業大学先端科学技術研究所所報  (Bulletin of the Research Institute of Advanced Technology Kyoto Sangyo University)
号： 7  ページ： 177-193  発行年： 2008年07月01日 
JST資料番号： X0893B  ISSN： 1347-3980  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高い量子効率が期待される有機EL素子(OLED)の発光材料としての燐光分子が注目されているが,すべて燐光分子が高効率高輝度ではない。高効率高輝度出力を可能にする諸条件の探索には,OLEDに用いる個々の燐光分子の発光機構の理解が不可欠である。本稿では,高効率燐光分子として知られているIr(ppy)₃(ppy=2-フェニルピリジン)を一例として,その分子の発光機構について解説した。Ir(ppy)₃の発光過程を,発熱系ホストにドープされた場合と吸熱系ホストにドープされた場合,ニート膜の場合について,それぞれ実験データとの比較で速度方程式の数値計算により説明した。

シソーラス用語： *発光ダイオード ,  *イリジウム錯体 ,  *リン光 ,  量子効率 ,  緩和現象 ,  励起状態 ,  *有機材料 ,  ドーピング ,  発光スペクトル ,  放射強度 ,  三重項 ,  速度論 ,  *窒素複素環化合物
準シソーラス用語： 発光強度 ,  *有機LED ,  有機薄膜

分類 (4件)： 発光素子  (NC03082G) ,  ピリジン  (CF07095Q) ,  白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子)  (BH06062I)

物質索引 (1件)： 2-フェニルピリジン

タイトルに関連する用語 (7件)： 競合 ,  励起 ,  緩和過程 ,  有機EL素子 ,  燐光 ,  低分子 ,  薄膜