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J-GLOBAL ID：200902256595247370   整理番号：08A0557301

二次元弾性解の適用限界について

Application Limit of Two-Dimensional Elasticity Solution

著者 (3件)： 北原陽一郎 (九大 大学院工学府) ,  野口博司 (九大 大学院工学研究院) ,  原田豊満 (久留米工高専)
資料名： 日本機械学会論文集 A編  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series A)
巻： 74  号： 741  ページ： 647-654  発行年： 2008年05月25日 
JST資料番号： F0227B  ISSN： 0387-5008  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 応力集中係数の概略値を調べる場合,ハンドブック等に多くのデータが収録されている二次元弾性解を用いることが多い。しかし板厚方向に形状が変化しない場合でも,応力状態は一般的には,三次元分布であり,二次元弾性解はその近似である。したがって二次元弾性解は,三次元弾性解との違いと適用限界を把握したうえで使用する必要がある。しかしこのことを一般に検討した研究はこれまでなかった。そこで本研究では,一般性のある孔としてU字孔を選び,板厚/切欠き半径およびポアソン比を変化させて,引張りまたは面外曲げを与え,二次元弾性解析および三次元弾性解析を有限要素法により行い,二次元弾性解の工学的適用限界を,板厚/切欠き半径で示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *弾性解析 ,  *二次元 ,  限界 ,  板厚 ,  切欠き ,  有孔板 ,  応力集中 ,  有限要素法 ,  引張 ,  曲げ ,  応力解析
準シソーラス用語： *二次元弾性解 ,  *適用限界 ,  U字孔

分類 (1件)： 弾性力学一般  (HC02010M)

引用文献 (12件)：

• NISHIDA, M. Stress Concentration. 1967
• KAWAMOTO, T. Applied Theory of Elasticity. 1968, 77-82
• MIYAMOTO, H. Three Dimensional Theory of Elasticity. 1967, 80-97
• WANG, C. T. Applied Theory of Elasticity. 1971, 230-236
• HIRANO, F. Research on Stress Concentration Factors for Two-dimensional Elastic Bodies (Report No. 2). Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. 1950, 16, 55, 52-58

タイトルに関連する用語 (3件)： 弾性 ,  解 ,  限界