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J-GLOBAL ID：200902256708481951   整理番号：08A1093083

石炭採掘から放出されるメタンの利用

Harnessing methane emissions from coal mining

著者 (1件)： WARMUZINSKI Krzysztof (Inst. Chemical Engineering, Polish Acad. Sci., Gliwice, POL)
資料名： Process Safety and Environmental Protection  (Process Safety and Environmental Protection)
巻： 86  号： B5  ページ： 315-320  発行年： 2008年09月 
JST資料番号： W0232A  ISSN： 0957-5820  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭坑換気に関連して放出されるメタンは環境問題を引き起こし,貴重なエネルギー源の損失をもたらす。さらに,地球温暖化能力は二酸化炭素を1として,CH₄は21である。地下換気によって排出されるメタン量は全世界で15Mt/年と推定されるが,大気中に放出される炭坑換気中のCH₄含有量(0.1~1vol%)は非常に低い。有効にメタンの燃焼熱を使うことができるなら,燃料の生産及び使用とCH₄放出及びCO₂排出の低減の面から二重の利益をもたらす。そこで,ポーランド科学アカデミーの化学工学研究所のプロジェクトは炭坑換気メタン(VAM)を利用するための3主要ルート(従来のボイラーの燃焼空気としてVAMの使用,逆流反応器中でのVAM酸化(触媒あるいは非触媒)による熱の発生及び使用に適した濃度レベルへのVAM濃縮(圧力スイング吸着法あるいは膜分離)を検討した。その結果,現在,逆流反応器でのVAMの均質燃焼に焦点を合わせて,研究を行っている。

シソーラス用語： *採炭 ,  *換気 ,  *メタンガス ,  燃料 ,  資源再生 ,  温室効果ガス ,  減少 ,  エネルギー資源 ,  膜分離 ,  濃縮 ,  原価分析
準シソーラス用語： 資源化 ,  排出量削減

分類 (3件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  資源回収利用  (SC05060V) ,  鉱山通気  (UA03020L)

タイトルに関連する用語 (3件)： 石炭採掘 ,  放出 ,  メタン