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J-GLOBAL ID:200902256801972167   整理番号:08A0520716

ネドクロミルナトリウム水和物の脱水和の性質に対する粉砕の影響

EFFECT OF GRINDING ON THE DEHYDRATION BEHAVIOR OF NEDOCROMIL SODIUM HYDRATES
著者 (5件):
資料名:
巻: 92  号:ページ: 471-476  発行年: 2008年05月 
JST資料番号: H0095C  ISSN: 1388-6150  CODEN: JTHEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ネドクロミルナトリウム,すなわち2,8-ジカルボン酸-9-エチル-4,6-ジオキソ-10-プロピル-4H,6H-ピラノ[3,2-g]キノリンについては非晶質のほか,一水和物,三水和物及び五ヘミ水和物の三つの水和状態の存在が知られている。ここでは,熱重量分析(TG)-示差熱分析,X線回折-示差走査熱量測定,動的気体収着等温線測定の諸法を用いて,水和状態のネドクロミルナトリウム結晶に対する粉砕の効果について調べた。三水和物の粉砕の場合,粉砕試料中に五ヘミ水和物を観測した。それでも,粉砕試料中の水含有量はヘプタヘミ水和物の水和レベルを十分に補填できなかった。一方五ヘミ水和物の粉砕の場合,トリ水和物の存在を認めた。水和物類,すなわち一水和物→無水和物,三水和物→一水和物,及び五ヘミ水和物→非晶質(無水物)に対する見かけの活性化エネルギー(ΔE)を,TGのデータを用いて評価した。五ヘミ水和物の脱水和に対するΔE(122.8kJ/mol)は,他の水和物のそれに比べて,著しく低かった。例えば,一→無水及び三→一の脱水過程に対するΔEはそれぞれ,409.6及び247.2kJ/milである。取得したΔEのデータに基づき,粉砕によって誘起されるネドクロミルナトリウムの状態間相互変換スキームを説明した。
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分類 (4件):
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キノリン,イソキノリン  ,  付加反応,脱離反応  ,  有機化合物の各種分析  ,  固体の製造・処理一般 
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