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J-GLOBAL ID：200902256802838529   整理番号：08A1077180

高温高圧でのZn(OH)₂の相転移

Phase transitions of Zn(OH)₂ under high pressure and high temperature

著者 (2件)： KUSABA Keiji (Inst. for Materials Res., Tohoku Univ., Katahira 2-1-1, Sendai 980-8577, JPN) ,  KIKEGAWA Takumi (Inst. of Materials Structure Sci., High Energy Accelerator Res. Organization, Tsukuba 305-0801, JPN)
資料名： Solid State Communications  (Solid State Communications)
巻： 148  号： 9-10  ページ： 382-385  発行年： 2008年12月 
JST資料番号： H0499A  ISSN： 0038-1098  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 独特な斜方構造のZn(OH)₂の高温高圧での挙動を,その場X線粉末回折法を用いて調べた。約15GPaにおいて,温度を400°Cまで上げたときに,二つの高圧相を観測した。一つは新しい高圧相で,14.5GPa,300°Cにおいて観測され,斜方晶のX線回折パターンを示す。他の相は14.2GPa,400°Cにおいて観測され,六方晶CdI₂型構造を有する。この相の構造は,常温にしても保たれる。このCdI₂相の体積は,常温常圧での独特な斜方晶の相に比べて22.8%小さい。体積弾性率は,K₀=46.7(2.6)GPaとK′=8.6(1.1)であるた。c軸はa軸よりも圧縮され易い。CdI₂型構造のZn(OH)₂の異方性挙動は,他の水酸化物の挙動と矛盾しない。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *亜鉛化合物 ,  水酸化物 ,  *構造相転移 ,  温度依存性 ,  圧力効果 ,  圧縮率 ,  異方性 ,  結晶構造 ,  格子定数 ,  X線回折 ,  高温 ,  高圧
準シソーラス用語： 粉末X線回折

分類 (1件)： 固相転移  (BL04020G)

タイトルに関連する用語 (3件)： 高温高圧 ,  Zn ,  相転移