文献

J-GLOBAL ID：200902256933561611   整理番号：08A0396729

省電力LANスイッチにおけるExtra Active期間の動的制御

Dynamic Control of Extra Active Period for Power-saving LAN Switches

著者 (5件)： 田村瞳 (九州工大 情報工) ,  富原理津子 (九州工大 情報工) ,  福田豊 (九州工大 情報科セ) ,  川原憲治 (九州工大 情報工) ,  尾家祐二 (九州工大 情報工)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 107  号： 525(IN2007 159-242)  ページ： 349-354  発行年： 2008年02月28日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 情報爆発時代におけるネットワーク機器の省電力化が重要視される中で,最も普及しているLANスイッチの消費電力はネットワーク機器の総電力消費量の50%以上を占めているため,LANスイッチの省電力化が重要である。我々は,省電力LANスイッチにおける過度なモード切替による電気的ダメージを抑制するための省電力化手法としてExtra Active期間(EAP)手法を提案し,省電力効果とモード切替回数への設定EAPの影響を解析的に明らかにした。このとき,EAPとして予め固定値を与えていたが,パケットの到着間隔の計測値を基にEAPの値を動的に変更することで,高い省電力効果が期待される。本稿では,短期的なパケット到着傾向に応じたEAPの動的制御手法を提案し,省電力効果とモード切替回数を計算機シミュレーションにより明らかにする。さらに,パケット到着モデルによる省電力性能への影響も調査する。(著者抄録)

シソーラス用語： *ネットワーク管理 ,  *省エネルギー ,  電力消費 ,  スイッチ ,  消費電力 ,  制御 ,  LAN【通信】 ,  パケット ,  待ち行列 ,  トラヒック理論 ,  突入電流 ,  計算機シミュレーション ,  電気障害 ,  *通信装置
準シソーラス用語： LANスイッチ ,  スリープモード ,  *省電力 ,  動的制御

分類 (2件)： 電話・データ通信・交換一般  (ND11010T) ,  通信方式一般  (ND07010E)

引用文献 (7件)：

• 経済産業省. "グリーンITイニシアティブ," 第1回グリーンITイニシアティブ会議. http://www.meti.go.jp/press/20071207005/03_G_IT_ini.pdf. 2007
• ROTH, K. W. Energy Consumption by Office and Telecommunications Equipment in Commercial Buildings Volume 1 : Energy Consumption Baseline. 2002
• GUPTA, M. Greening of the Internet. Proc. of ACM SIGCOMM 2003, Aug. 2003, 19-26
• GUPTA, M. A Feasibility Study for Power Management in LAN Switches. Proc. of IEEE ICNP'04, Oct. 2004, 361-371
• CHRISTENSEN, K. The next frontier for communications networks : power management. Computer Communications. 2004, 27, 18, 1758-1770

タイトルに関連する用語 (3件)： 省電力 ,  LANスイッチ ,  動的制御