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J-GLOBAL ID：200902257107930771   整理番号：08A0823209

脊椎動物筋形成の遺伝学

The genetics of vertebrate myogenesis

著者 (4件)： BRYSON-RICHARDSON Robert J. (Victor Chang Cardiac Res. Inst., New South Wales, AUS) ,  BRYSON-RICHARDSON Robert J. (Univ. New South Wales, New South Wales, AUS) ,  CURRIE Peter D. (Victor Chang Cardiac Res. Inst., New South Wales, AUS) ,  CURRIE Peter D. (Univ. New South Wales, New South Wales, AUS)
資料名： Nature Reviews. Genetics  (Nature Reviews. Genetics)
巻： 9  号： 8  ページ： 632-646  発行年： 2008年08月 
JST資料番号： W1326A  ISSN： 1471-0056  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 脊椎動物筋形成時の異なる相での筋肉形成の遺伝子基盤について述べた。また脊椎動物筋節のパターニング時に起る細胞再編成を調べ,これらの過程を調整するシグナリング経路に関する情報について概説した。筋形成は,原発筋節の形成に始まる第一相,細胞分裂が活発な大量の前駆体細胞が胚成長期の筋肉を生成する第二相,そしてサテライト細胞が主体となる成体相へと移る。これらの相で中心的な役割を果たすのがPax遺伝子である。筋形成プログラムの誘導や維持はさらにWntやHedgehogのような特異的誘導シグナルによって制御される。筋形成制御因子(MRFs)とPax遺伝子およびその上流誘導制御因子の複合体相互作用,異なる筋形成リネージの誘導と確立,サテライト細胞活性化の引き金となる合図の性質などの解明が今後に残された課題である。

シソーラス用語： *筋形成 ,  脊椎動物 ,  細胞情報伝達 ,  形態形成 ,  成長段階 ,  個体発生 ,  サルコメア ,  細胞 ,  再編成 ,  転写因子 ,  制御系要素 ,  膜貫通タンパク質 ,  筋芽細胞 ,  *遺伝的調節 ,  体節
準シソーラス用語： Hedgehog ,  Pax3 ,  Pax7 ,  Wntシグナル ,  サテライト細胞 ,  筋形成制御因子 ,  細胞再編成 ,  前駆細胞

分類 (3件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  筋肉  (EJ10020G) ,  発生・成長の生理一般  (EJ16010L)

タイトルに関連する用語 (3件)： 脊椎動物 ,  筋形成 ,  遺伝学