抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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マグネシウム合金板の冷間曲げ加工について研究成果を主体に解説した。冷間曲げ試験法としては,JIS Z2248は適切でなく,自由曲げ試験とV曲げ試験の評価方法を紹介した。加工限界は割れにより判断するので,目視で割れを確認して割れの生じない最小曲げ半径を加工限界とする。AZ31の曲げ加工限界の測定例を示した。板材表面の集合組織形態のX線回折による測定例を示した。同一の材料であっても板厚により集合組織の集積度が異なり,冷間曲げ加工性に影響する。マグネシウム合金の曲げ加工性は各材料の底面集合組織により決まる。マグネシウム合金のスプリングバック量は引張強さ1180級超高張力鋼板とほぼ同等で形状凍結性が悪い。一方,自由曲げでは曲げ半径R/板厚tが一定の値から小さくならないために大きいRであれば割れを発生しないで冷間曲げ加工が可能である。