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J-GLOBAL ID：200902257294915381   整理番号：08A0447680

シアリング接合部の木材繊維方向せん断性能に関する実験研究

EXPERIMENTAL STUDY ON SHEAR PERFORMANCE OF SHEAR-RING CONNECTOR

著者 (5件)： 坂田弘安 (東京工大 建築物理研究セ) ,  堀井健史 (大成建設) ,  竹内徹 (東京工大) ,  中村博志 (新日鉄エンジニアリング) ,  松田和浩 (東京工大 大学院)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 627  ページ： 773-779  発行年： 2008年05月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鋼板とスギ集成材を接合するシアリング接合部の要素実験を行い,シアリング接合の初期滑り剛性・耐力・破壊性状・力の伝達機構に関する基礎的なデータを求めた。その結果,1)シアリング接合をシアリング同士で押し合うように用いることを想定している場合,せん断実験はシアリング同士で押し合う形式で行う必要があること,2)スギ集成材の材厚の影響は初期滑り剛性に関しては小さいこと,3)材厚が大きいほど靭性は高くなるが,最大耐力に関しては45mm(リング高さの2.5倍)以上の材厚を確保すれば影響はほとんどないこと,4)支圧部間の長さの影響は初期滑り剛性に関しては小さいこと,などが分かった。

シソーラス用語： *ハイブリッド複合材料 ,  *合成構造 ,  *接合部 ,  剪断 ,  鋼管 ,  鋼板 ,  スギ ,  集成材 ,  滑り ,  剛性 ,  耐荷力 ,  破壊モード ,  応力伝達 ,  板厚 ,  応力歪特性 ,  ボルト ,  リング ,  荷重-変位曲線 ,  機械的性質 ,  特性
準シソーラス用語： 荷重変形曲線

分類 (2件)： その他の構造材料による構造  (RA04060H) ,  接合部  (HD03080V)

引用文献 (11件)：

• 堀井健史. シアリング接合を用いた杉集成材と鋼板によるハイブリッド部材の力学的挙動に関する実験研究. 日本建築学会構造系論文集. 2004, 584, 125-132
• 福田重義. 輪形ヂベルに依る木材接合部の耐力実験. 建築學會大會論文集. 1939, 4, 230-239
• 長沼重. 木材の輪形ヂベル接合部に関する理論的研究. 建築學會大會論文集. 1939, 4, 240-245
• 原田有. 輪形ヂベルを用ひたる木材接手に関する実験報告 (其の1). 建築學會大會論文集. 1939, 4, 246-255
• 神谷文夫. 102mmシアプレート102mmスプリットリングの接合強度. 日本建築学会大会学術講演梗概集, C, 1990. 10. 1990, 119-120

タイトルに関連する用語 (6件)： シアリング ,  接合部 ,  木材繊維 ,  せん断 ,  実験 ,  研究