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J-GLOBAL ID：200902257354420476   整理番号：09A0211393

緑色海藻Codium fragileからの細胞壁高分子成分の化学的なin situ分析

Chemical and in situ characterization of macromolecular components of the cell walls from the green seaweed Codium fragile

著者 (5件)： ESTEVEZ Jose Manuel (Stanford Univ., CA, USA) ,  FERNANDEZ Paula Virginia (Universidad de Buenos Aires, Buenos Aires, ARG) ,  KASULIN Luciana (Universidad de Buenos Aires, Buenos Aires, ARG) ,  DUPREE Paul (Univ. Cambridge, Cambridge, GBR) ,  CIANCIA Marina (Universidad de Buenos Aires, Buenos Aires, ARG)
資料名： Glycobiology  (Glycobiology)
巻： 19  号： 3  ページ： 212-228  発行年： 2009年03月 
JST資料番号： W0050A  ISSN： 0959-6658  CODEN： GLYCE3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： C.fragileの複雑な細胞壁について,そのポリマー組成とin situの局在の観点から特徴を分析した。SR-FTIR顕微鏡法と,細胞壁糖エピトープに対する抗体を用いた免疫標識法を利用した。細胞壁は主に3種類の糖ポリマー成分からなり,直線状の(1→4)-β-D-マンナン(31%w/w),ピルビン酸が付いたアラビノガラクタン硫酸(pAGS,9%w/w),及び少量のヒドロキシプロリンリッチ糖蛋白質エピトープ(HRGP)であった。海藻細胞壁中にアラビノガラクタン硫酸様構造とそれにつづくエピトープが存在することを示した最初の例であり,Codiumは他の各種藻類や関連する緑色海藻と比べて特徴ある細胞壁構造を発達させたことが明らかとなった。

シソーラス用語： *海藻 ,  細胞壁 ,  *マンナン ,  エピトープ ,  糖タンパク質 ,  硫酸誘導体 ,  ガラクタン ,  ケト酸 ,  FTIR分光法 ,  *Codium fragile ,  アラビノガラクタン ,  *緑藻植物門 ,  膜 ,  生体膜 ,  *藻類 ,  *隠花植物
準シソーラス用語： *緑藻類 ,  SR-FTIR ,  β-マンナン ,  アラビノガラクタン硫酸

分類 (2件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  糖質・糖鎖一般  (EB06010I)

タイトルに関連する用語 (6件)： 緑色 ,  海藻 ,  細胞壁 ,  高分子 ,  化学 ,  分析