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J-GLOBAL ID:200902257360242164   整理番号:09A0603892

高速道路橋のための免震装置に対する脆弱性関数法を用いた有効性評価と最適設計

Evaluating effectiveness and optimum design of isolation devices for highway bridges using the fragility function method
著者 (2件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 1648-1660  発行年: 2009年08月 
JST資料番号: C0709B  ISSN: 0141-0296  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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免震構造は新設の高速道路橋や既存橋の改修設計における地震危険度軽減に対する現実的な手段として利用できる。信頼性が高く有効な免震設計の実現には地動特性,構造形態とその特性,免震装置の機械的特性や地盤-構造物相互作用などの相互に関連する重要要素を考慮する必要がある。本論では性能準拠評価法を用いて免震化橋梁の相対的な損傷の可能性を最小化する免震装置の有効性とそのための最適設計パラメータについて検討した。特定の震度組合せに対する性能条件の超過確率を示す脆弱性関数を,250組の地震動を受ける(通常設計および免震構造を用いた)代表的な高速道路橋に対する非線形時刻歴解析により求めた。橋脚と免震装置の非線形モデルを結合し,弾性剛性,特性強度および降伏後の剛性などの多様な免震パラメータを考慮して免震装置を評価した。確率論的耐震要求解析(PSDA)と動的増分解析(IDA)を脆弱性関数の生成に用い,その効果を比較した。橋全体の損傷状態と部分応答量を関係付けるために,橋脚と免震装置の両者に対する損傷基準を確立した。この検討結果は,免震装置の機械的特性が免震橋の損傷確率に大きい影響を与えることを示した。基礎免震橋に特定の損傷状態を生じさせる震度を評価することにより,免震装置の機械的特性に対する最適組合せを構造特性と損傷状態の関数として特定できた。この知見は,地動の不確定性と構造特性の変動を脆弱性関数の枠組みの中で実質的に統一するための指針として役立つ。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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下部工  ,  土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  ,  接合部 

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