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J-GLOBAL ID：200902257412816776   整理番号：09A1242892

ホウ素: 実験研究者ならびに理論研究者のための挑戦の基礎

Boron: Elementary Challenge for Experimenters and Theoreticians

著者 (3件)： ALBERT Barbara (Technische Univ. Darmstadt, Darmstadt, DEU) ,  HILLEBRECHT Harald (Albert-Ludwigs-Univ. Freiburg, Freiburg im Breisgau, DEU) ,  HILLEBRECHT Harald (Freiburger Materialforschungszentrum FMF, Freiburg im Breisgau, DEU)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 48  号： 46  ページ： 8640-8668  発行年： 2009年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ホウ素の発見以来200年余りになるがホウ素の固体化学はその基礎においてまだ分からないことが数多く残されている。最近,高圧高温での実験と結合した理論研究によりホウ素単体及び化合物の科学は新しく開かれつつある。また,最近ではホウ素化合物の興味深い物性もいくつか発見されている(硬度,超伝導性,中性子散乱強度,熱起電力など)。本レビューは最近のホウ素の固体化学研究の現状を以下の項目毎に解説した。1)ホウ素単体: 4,5それとも6変態?(α-菱面体晶ホウ素(α-B),β-菱面体晶ホウ素(β-B),正方晶ホウ素I及びII(t-I及びt-II),高圧下でのホウ素),2)ホウ素豊富ホウ化物,3)構造モチーフ: 単体から化合物まで A.α-B構造と関連したホウ素化合物(B₁₃C₂など),B.β-B構造を有するホウ素化合物(LiB_≒10など),C.t-I構造のホウ素化合物(B₅₀C₂など),D.t-II構造のホウ素化合物(α-AlB₁₂など),4)単体構造ではないが連結した構造: 多面体,層状及び鎖状構造 A.20面体(Li₂B₁₂C₂など),B.その他のcloso-多面体(MgB₉Nなど),C.解明途上の化合物(「MgB₄など),D.層状構造(MgB₂など),E.ホウ素原子鎖(LiB_1-xなど),F.主族元素とのその他のホウ素化合物。

シソーラス用語： *ホウ素 ,  *ホウ化物 ,  ホウ素化合物 ,  化学合成 ,  *結晶構造 ,  X線構造解析 ,  *多面体 ,  層状組織
準シソーラス用語： 鎖状構造 ,  層状構造

分類 (2件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  非金属元素とその化合物の結晶構造  (BK07010N)

タイトルに関連する用語 (5件)： ホウ素 ,  実験 ,  研究 ,  理論 ,  基礎