色素増感太陽電池のための液相堆積により形成したTiO<sub>2</sub>ナノチューブアレイ中の電子輸送過程に及ぼす熱処理の効果

CHAROENSIRITHAVORN Patcharee; OGOMI Yuhei; SAGAWA Takashi; HAYASE Shuzi; YOSHIKAWA Susumu

文献

J-GLOBAL ID：200902257499638291 整理番号：09A1194092

色素増感太陽電池のための液相堆積により形成したTiO₂ナノチューブアレイ中の電子輸送過程に及ぼす熱処理の効果

Effect of Heat-Treatment on Electron Transport Process in TiO₂ Nanotube Arrays Prepared Through Liquid Phase Deposition for Dye-Sensitized Solar Cells

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資料名：
巻： 156 号： 11 ページ： H803-H807 発行年： 2009年
JST資料番号： C0285A ISSN： 1945-7111 CODEN： JESOAN 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

色素増感太陽電池の作用電極としてTiO₂ナノチューブアレイを合成した。その形成フローは次の通りである。1)FドープSnO₂基板上に垂直に配向したZnOナノドットアレイを成長させる,2)液相中でナノロッドの表面にTiO₂を堆積する(その際,ZnOは溶解する),3)300,400,500°Cで焼成する。形成されたTiO₂ナノチューブは主にアナターゼ相からなっていた。焼成温度が高いほどアナターゼの含有率は高く,TiO₂の伝導帯端は負電位側にシフトした。500°Cで焼成したTiO₂ナノチューブアレイを用いた色素(N719)増感太陽電池の性能が最も優れ,変換効率は2.87%,開放電圧は0.85V,短絡電流密度は4.93mA/cm²,曲線因子は0.68であった。

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太陽電池 , 塩基,金属酸化物

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色素増感太陽電池のための液相堆積により形成したTiO2ナノチューブアレイ中の電子輸送過程に及ぼす熱処理の効果

色素増感太陽電池のための液相堆積により形成したTiO₂ナノチューブアレイ中の電子輸送過程に及ぼす熱処理の効果