抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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調質圧延では,縦方向座屈として知られる形態欠陥が時々生じ,洗濯板上に見られる様なしわが形成される。縦方向座屈の波頂線の方向は圧延方向に平行である。本研究では,座屈の基本理論を用いて縦方向座屈の解析を行った。最初に,Hertzの公式で材料-ロール接触比を計算し,次に,Prandtlの公式により圧入中のロール間隙におけるパンチ圧力から材料内の応力分布を計算した。更に,座屈の基礎理論を用いて縦方向座屈によって形成された波の波長を計算した。解析から計算した波長は文献での実験結果と良好に一致した。解析手法の有効性を確認すると共に,縦方向座屈の原因は圧延材の表面粗さであると結論した。(翻訳著者抄録)